Skip to searchSkip to main content

「一点物」および「一般装置」の
使い方ひと工夫

「あったらいいな~」から生まれた一点物の装置、試作の段階から紹介します。

また、一般装置の組み合わせでもっと有用な使い方を模索します。

一点物

Bespoke Products

他にはないカスタム装置

脱離装置

ピンポイント瞬間熱脱離(FH)

狙った箇所に存在する成分を熱脱離させてサンプリングする

弊社が開発した質量分析用イオン源ChemZoと併用するサンプリング・脱離装置です。

本装置は、金属製の針に200-550℃をかけ、アクチュエータにより上下移動させる装置です。この高温の針を試料の特定部位に瞬間的に接触させることで(20-1000 ms)、局所的なサンプリングが可能です。これにより、試料全体を損傷することなく、分析部のみから成分を抽出し、ChemZoに送り、イオン化して分析します。

この装置は、以下の分析に応用しました。

プラスチックの異物分析
簡易イメージング分析
(空間分解能:最小φ250 µm [試料材質による])

装置の各部分(左)と概略図(右)

サンプリングする様子

関連する技術情報

脱離装置

ペン型ヒーター

ペンのように持てるサンプリング・熱脱離デバイス

ピンポイント瞬間熱脱離装置と同様に、このサンプリング装置も質量分析用のChemZoイオン源と併用して使用します。手で持てるため、可動範囲が自由であり、複雑な試料形状(固体)や液体試料をサンプリングすることが可能です。迅速かつ簡便な定性分析なら楽にできます。

サンプリングと脱離は先端の金属製コイルで行っております。固体試料を分析する場合、コイルを加熱させてから、試料表面に接触し熱脱離します。一方で、液体試料の場合は、コイルで少量をサンプリングしてから熱をかけていきます。そして、この熱脱離された成分はChemZoと質量分析計によりイオン化・イオン検出されます。

弊社では、ペン型ヒーターはChemZoの質量校正に活用しております。便利で、必要不可欠なデバイス!

質量校正に使用する様子

関連する技術情報

自動濃縮装置

コンビニ・エバポ AutoMulti140

コンビニ・エバポに「オートサンプラー版」が登場!

一度多数のサンプルの濃縮が可能になりました!

従来のコンビニ・エバポで採用されている「吸引式ボルテックス濃縮」法をさらに発展させ、液面検出機能を搭載し自動化した装置です。試料容器をセットするだけで、あとはお任せください!濃縮を行う前にSpiral Plugを洗浄・乾燥するため、クロスコミュニケーションの心配も不要です。

最大140検体の連続濃縮が可能で、多検体処理が求められる研究や検査現場において、濃縮作業の負担の軽減や生産性向上を期待します。

AutoMulti140中の様子

AutoMulti140を稼働してみました!

自社所有装置

Third-Party Instruments

研究開発を支えるために導入された最先端装置

元素分析装置

誘導結合プラズマ質量分析計
​(ICP-MS)

微量元素を高感度に検出できる装置

試料中の元素をアルゴンプラズマでイオン化し、生成されたイオンを質量分析計で分離・検出する分析法です。ICPは6,000ー10,000 Kの高温プラズマであるため、周期表のほとんどの元素を90%以上のイオン化効率でイオン化できます。この分析法は検出感度が非常に高く、ppmからpptレベルまでの微量元素を正確に検出することが可能です。

ICP-MS法は、地球化学、半導体・電子材料、医薬品、材料科学、エネルギー・原子力工学、環境科学など幅広い分野において必要不可欠の分析法です。弊社では、この優れた技術を活用するために、Thermo Fisher Scientific社製のiCAP RQを導入しております。本装置は、シングル四重極型質量分離部を備えており、コリジョンセルとの併用により干渉イオンを除去し、より正確な測定を可能にします。

ICP-MS法では溶液化された試料を分析することが通常ですが、固体試料を直接分析するために、弊社はレーザーアブレーションと組み合わせて使用しています。

ICP-MSの概略図

関連する技術情報

質量分析イメージング装置

レーザーアブレーション

固体試料をミクロンサイズで直接分析できる装置

固体試料を溶かさずに直接試料表面を照射し、生成されたエアロゾルをプラズマイオン源によってイオン化をし、質量分析計でイオン検出をします。ガルバノ光学系が搭載されたレーザーアブレーション装置であるため、試料に対し高速かつ短時間(数秒)で広範囲(mmサイズ)を照射することが可能です。

弊社では、ファブインスツルメンツ社製のレーザーアブレーション装置(Fablation)を導入しています。この装置をICP-MSと組み合わせ、固体中の元素分析に使用しております。また弊社では、レーザーアブレーションをサンプリング法とし、ChemZoと組み合わせることによって、固体中の有機物分析も実現しました。

固体試料に対する直接分析が可能であり、LA-ICP-MSは特に難溶解試料の分析や局所的な元素情報を知りたい試料に適しており、地球化学や工業材料の分野で広く利用されています。最近では、元素の分布を可視化するイメージング分析にも応用されています。

本装置の主な特徴は以下のようです。

大気圧下での分析が可能
前処理が最低限(例:マトリクス塗布、蒸着などの処理をしなくても分析が可能)
空間分解能:最小10 µm

LA-ICP-MSの概略図

関連する技術情報

自社製品

Our Standard Products

お客様の声を形に

Mining Ideas, Aiding Laboratories

濃縮装置

​コンビニ・エバポ

溶媒の留去・試料の濃縮が可能な装置

もっと知りたい方

たった12秒の簡単な操作で気楽に濃縮作業を始められます。

「吸引式ボルテックス濃縮」という世界初の方法で濃縮します。スリット(溝)の入ったSpiral Plugを容器にセットして、真空ポンプで吸引するシンプルな方法です。真空吸引時にスリットから入り込む気体によって容器内で螺旋気流が発生し、その力で試料が攪拌され、表面積が増加することで溶媒の揮発を促進します。

コンビニ・エバポの最大の特徴は以下の3つがあります。

突沸を起こしません
様々な容器の対応が可能
高沸点溶媒も留去が可能

コンビニ・エバポ濃縮原理の概略図

コンビニ・エバポの紹介および濃縮原理
関連する技術情報

質量分析用イオン源

​ChemZo

前処理なしで直接質量分析を行います!

近接コロナ放電を用いた「アンビエントイオン源」

もっと知りたい方

近接コロナ放電を用いることで、二次的な反応を抑えた大気圧での直接イオン化法です。

樹脂構造や添加剤の迅速分析・同定が可能
試料は固体・液体・気体どんな形状でも直接分析が可能
​(脱離方法を選択することで幅広い試料に対応できます)

付加イオンは主にプロトン[M+H]+で単純なスペクトルが取得でき、解析が楽です。ネガティブモードでの測定も可能

ChemZoの概略図

ChemZoにおける脱離とイオン化原理
関連する技術情報

少々お待ちを!

準備中

考え中...

under construction. hang on tight!